徳満寺
俳人・小林一茶や民俗学者の父・柳田国男ゆかりの寺として知られる徳満寺は、元亀年間(1570〜1572年)に祐誠上人より中興されました。元禄年間(1688〜1703年)に同寺第七世住職が地蔵堂を建立し、鎌倉時代の法印湛慶作の7尺3寸の地蔵菩薩を御来仏。
この地蔵尊は300年前の江戸時代に起源する、年に一度のご開帳期間があり、現在も毎年11月末から12月初めの土日を挟んだ一週間は多くの参拝客で賑わいます。
間引き絵馬(まびきえま)
徳満寺の本堂に一枚の絵馬が奉納されています。絵馬には、子の口をふさぐ母親の姿が後ろの障子に角がはえた鬼の姿となって映っています。これを見た当時13歳の柳田國男は「その意味を私は子供心に理解し、寒い様な気持になった」と後に述べています。そして「このようにする以外にない飢饉の悲惨さを絶滅しなければならない」との強い思いが彼を農政学に導きました。
(柳田國男が昭和33年から神戸新聞で連載した「故郷70年」で取り上げられ話題になりました。)
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